１．アルプスの少女ハイジ
両親を亡くし，アルプスの山小屋でおじいさんと暮らしているハイジ。ヤギ飼いの少年ペーターやヤギたちと毎日を楽しく過ごしていた。そんな時，友人で足が不自由なクララがおばあさんと一緒にやってくる。クララのことを心配して常に一緒にいるハイジ。しかし，ペーターはクララにハイジを奪われたように感じるようになる…。スイスの作家ヨハンナ・シュピリの作。
２．ヘンゼルとグレーテル
森のそばに，貧しい木こりの夫婦とその子であるヘンゼルとグレーテルの兄妹が暮らしていた。その日のパンに事欠くほど貧しかった一家は，あるときからまったくパンが手に入らなくなり，どうしようもなくなった。そんな夜，お母さんは木こりに子供を森の中に捨ててくるように提案する…。ドイツの古い童話（作者不明）で，グリム童話にも収録。
３．赤ずきん
赤ずきんと呼ばれる幼い女の子がいた。彼女は母親からお使いを頼まれ，森の向こうのおばあさんの家へと向かうが，その途中で一匹のオオカミに遭い，そそのかされて道草をする。オオカミは先回りをしておばあさんの家へ行き，家にいたおばあさんを食べてしまう…。ヨーロッパの古い童話（作者不明）で，ペロー童話集やグリム童話にも収録。
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