ルビ訳: 高校レベル以上の語彙(レベル調整可・非表示可)。動詞は原形の意味をカッコ付きで表示。
文構造: 英文中に / 区切り, [ ] 長い主語,[[ ]] 挿入 を表示(非表示可)。
音声 : 速度は 約145ワード / 分(変更可)。 のタイムは収録音声の時間。
※単語アプリと連動させ,ユーザーごとに 学習済みの語彙のルビ訳 を非表示時にすることも可能です。
※ルビ訳を非表示にした語彙は緑色になり,マウスでカーソルを当てると(スマホではタップ)訳が表示されます。
※以下は一例。ユーザーのレベルや好みに合わせて調整してください。
※2022年度の 共通テスト・リーディング は 合計で 約6000ワード。初読に42分,図表に13分,解くことに25分(再読も含)を費やした場合,初読に必要なスピードは 約145ワード / 分 です。
○2B: 記事(英国のペットオーナーの傾向とペットを飼う利点) 2:00
○3A: ブログ(日本文化の紹介イベントの体験記) 2:01
○3B: 記事(英国の登山日記) 3:00
○4: ブログ(米国留学予定者の家電購入) 3:26
○5: 伝記(テレビの発明家 フィロ・ファーンズワース) 5:02
○6A: 論説(朝型人間と夜型人間の傾向) 5:18
○6B: 論説(プラスチックのリサイクル) 5:47
○2B: 論説(近年の米国の小学校での昼食前に昼休みを取る傾向) 2:03
○3A: ブログ(環境保護EXPOでの体験記) 1:37
○3B: 記事(英国のある犬シェルター) 2:25
○4: メール(外国人ホームステイ者とのやり取り) 3:31
○5: 伝記(フランスの海洋保護活動家) 5:19
○6A: 論説(虚偽の記憶はなぜ作られるのか) 6:00
○6B: 論説(長さ等の尺度の使用の歴史) 5:15
○3A: WEB投稿(ホテル宿泊の相談) 1:47
○3B: 広報(国際交流センター修繕基金のボランティア募集) 2:24
○4: メール(姉妹校からの訪問者受け入れ準備) 3:29
○5: 伝記(牛のジャンプショー) 5:06
○6A: 論説(アイスホッケーの安全への試み) 4:53
○6B: 論説(様々な甘味料の利点と欠点) 4:50
○3A: ブログ(遊園地での体験記) 1:45
○3B: 伝記(英国のあるミュージシャンの半生) 2:28
○4: メール(訪日外国人の消費行動の国による違い) 2:44
○5: 伝記(謎のストリート・フォトグラファー) 4:45
○6A: 論説(演劇に多様性を導入する試み) 4:04
○6B: 論説(口内健康の重要性の近年の傾向) 5:25
○2B: 記事(フランスの小中学校での携帯電話の禁止) 2:18
○3A: ブログ(交換留学生による日本の学園祭の体験記) 1:38
○3B: 記事(花とその隠された意味) 2:22
○4: 記事(生徒の読書習慣) 4:13
○5: 伝記(ジャーナリズムの革命者・ベンジャミン・デイ) 4:22
○6A: 論説(女性パイロットはアジアの需要を満たすことができるのか) 6:47
○6B: 論説(イエローストーン国立公園の環境保護とオオカミ) 4:07
○2B: 記事(学生時のアルバイトのメリット,デメリット) 2:08
○3A: ブログ(トマトリー島への観光訪問記) 1:35
○3B: 記事(あるカナダ人営業マンの東京滞在の感想) 2:20
○4: 対話(日本人のボランティアへの関心) 3:27
○5A: 論説(折り紙が脳に与える効果) 4:03
○5B: 論説(黒コショウと白コショウ) 3:29
○6: 論説(オスカーのキャンプキャニオン体験) 7:03
○3B: 対話(慈善活動の企画としての一般家庭での雑用) 4:01
○4A: 論説(スポーツにおけるトレーニングの順序) 3:08
○5: 物語(登山中の犬の失踪と奇妙な老人) 4:25
○6: 論説(自動販売機の歴史) 4:32
○3B: 対話(落とし物を拾った大学生たちのやりとり) 4:01
○4A: 論説(ストリートビューを利用したバス停等の確認) 4:01
○5: メール対話(日本から帰国した外国人の友人とのやりとり) 5:08
○6: 論説(牛乳以外の様々なミルクと人類のミルク摂取の歴史) 4:27
○3B: 対話(退職する恩師への贈り物) 3:29
○4A: 論説(絵画に描かれた食材に関する研究) 3:23
○5: 物語(父の家庭農場) 4:12
○6: 論説(道路の発展の歴史) 4:44
○3B: メール対話(日本への留学生とのやりとり) 3:42
○4A: 論説(音楽のテンポに伴うヒトの運動) 2:56
○5: ブログ(「思う存分にダンス」イベント) 4:39
○6: 論説(意思決定のコスト) 4:09
○3B: 対話(大学での映像制作の課題) 4:32
○4A: 論説(マーケティングでの色の重要性) 3:02
○5: 物語(惑星Xの探査日誌) 4:55
○6: 論説(望遠鏡や顕微鏡などの発展の歴史) 4:45
○3B: 対話(図書館の利用率改善) 4:26
○4A: 論説(米国人の近年の留学人気) 3:29
○5: 物語(情緒的支援犬のユキ) 3:54
○6: 論説(小説などの聖地巡礼) 4:29
○3C: 対話(町の発展に必要なこと) 3:26
○4A: 論説(校庭の表面の状態と生徒の身体活動) 4:15
○5: 物語(猫になって実感した自分の欠点) 4:28
○6: 論説(友情の継続に必要なこと) 4:20
○3C: 対話(近年の農業の近代化) 3:58
○4A: 論説(若者の睡眠前行動と睡眠時間) 4:06
○5: 物語(子供時代の車旅行の思い出) 4:40
○6: 論説(慈善活動の歴史と企業) 4:17
○3C: 対話(異文化理解の重要性) 4:12
○4A: 論説(アメリカでの果実輸入) 4:14
○5: 物語(叔父がコックになった理由) 4:49
○6: 論説(オペラが抱える課題) 4:15
○3C: 対話(ジャーナリストに必要なこと) 3:38
○4A: 論説(米国での近年の公共交通支援) 4:00
○5: 物語(3500キロのハイキング) 3:38
○6: 論説(小説を読むことの効果) 3:37
○3C: 対話(迷信が生じる理由) 4:57
○5: メール(教師と保護者とのやり取り) 4:58
○6: 論説(市民科学者の役割) 5:16
○3C: 対話(リーダーシップとは) 3:40
○4A: 論説(登山の近代史) 2:30
○5: 物語(海賊の財宝) 4:48
○6: 論説(後知恵のバイアス) 4:48
○: ルート66沿いのグルメ案内 8:11
※1分あたりの発話量は,voaスペシャルイングリッシュ 100ワード,CNNやBBCニュース 180ワード,アニメ 160~200ワード です(参考資料)。
学校の授業 |
授業はすべて英語(日本語は原則禁止)。従来型の文法を重視し 論理的に思考する授業から大きく変化。 ※オールイングリッシュの授業は,2018年度から段階的に導入され,中学では2021年度から,高校では2022年度から完全実施。 |
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語彙数: 中学終了時の学習語彙数は 約1200語→2400語,高校終了時の学習語彙数は 約3400語→5800語 に増加。 ※中学は2021年度より,高校は2022年度より(参考資料)。 文法・語法: 感嘆文,原型不定詞,現在完了進行形,仮定法 等,高校の学習内容の多くが中学の学習内容に移行。 |
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・「読む」「聴く」力は大きく向上。 ・文法力が弱く,高度な英文を「書く」「話す」力は低下傾向。 |
従来の指導要領では,語彙・文法・語法などを 段階的に学習し,読む・聴くなどのトレーニングも 学習済みの知識の範囲内で行なうのがよい とされてきました。近年の指導要領では 「使える英語」を重視し,早い段階から 積極的に生(なま)の英語に触れることが奨励されています。
英文量 |
極端に長文化(30年前の2.4倍(試験時間は同)) ・入試英文のほとんどを 一読で理解する必要がある。 |
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読解問題のみ ・文法や語法,語彙 等を問う問題は 一切出題されず。 |
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速読力,情報処理力 ・思考力を問うよりも,「使える英語」を重視した速読力,情報処理力を問う傾向。 ・従来型の論説文に加えて,WEBサイトやメール,SNS 等から,名称・場所・日時・イベント・順序 等の情報を把握する問題(情報処理型)が増加。 |
※上記は 共通テスト・リーディング のデータだが,共通テスト・リスニング も同様の傾向。
大学共通テストは リーディングとリスニングのみのため,ライティングとスピーキングは 外部テストを利用することが予定されていましたが,導入は廃止され,今後も導入の見通しはありません。
そのため,ライティングの出題は一部の大学のみで,スピーキングの出題校はさらに限られ,大学入試の成否は リーディングとリスニングでの読解力が左右します。
※外部テストを導入する大学も存在するが,ひじょうに少なく,国立大学でも 全180校の内,十数校のごく一部の選考のみ。
英文量 |
TOEICリーディング: 75分,100問,約6100ワード TOEICリスニング: 45分,100問,約4900ワード 大学入試共通テスト・リーディング(参考): 80分,約40問,約6000ワード ※いずれも,ワード数には 図表中の文字を除く。 ※TOEICは2016年に改定。英文量が増加するとともに,スキミング(飛ばし読み)や スキャニング(重要部分だけ読む)が難しくなるが,設問はシンプルに(参考資料)。 ※難易度は,TOEICが共通テストより高め。TOEIC対策をした場合でも,共通テスト8割のレベルで TOEICスコアは700(約7割)が目安。 |
読解スピード (全文読む場合) |
TOEICリーディング: 1分あたり150ワード以上(理想は250ワード以上) ※初読に41分,図表に14分,解くこと(再読も含)に20分を費やした場合。 大学入試共通テスト・リーディング(参考): 1分あたり145ワード以上 ※初読に42分,図表に13分,解くこと(再読も含)に25分を費やした場合。 |
受験生の傾向 |
TOEICで 時間内に読解できる受験生は 全体の1% ※全受験者の内,TOEIC900点以上は2~3%だが,TOEIC900点以上でも時間切れになる受験生が大半。TOEICリーディングで,全問を高い精度で読解できる受験生は 全体の1%未満と考えられる(参考資料)。 |
英語試験の中でも TOEICは特に英文量が多く,高い速読力が要求されます。受験生の声も「時間が足りない」「時間配分が難しい」が圧倒的です。TOEICスコア600以上で,かつ,TOEIC対策ができている受験生の場合,TOEICスコアは おおよそ速読力で決まります。
※英検の理想的な読解スピードについては,英検協会は 3級~1級まで 1分あたり120ワード としており,TOEICほどの 速読力は求められません(参考資料)。