古い作品ですが「ディズニー・クラシックス」として現在でも人気があります。古さを感じさせない標準的な英語が使われており，現在でも同映画を使用した英語教材が複数の出版社より出版され書店販売もされています。
おもちゃ職人のゼペットが作ったあやつり人形ピノキオ。子供のいないゼペットは，ピノキオが「自分の子供になりますように」と星に願う。皆が寝静まった頃，妖精が現れてピノキオに生命を授ける。そして，一部始終を見ていたバッタのジミニー・クリケットを良心役に任命し，「勇気を持って正直で優しい性格になれば人間になれる」と言い残す。
騒音で目覚めたゼペットは生命を授かったピノキオを見て大喜びし，翌日ピノキオを学校へ送り出す。しかし世間知らずのピノキオは，詐欺師のキツネたちにだまされ，サーカスに売り飛ばされてしまう…。
1940年制作のアメリカ映画。前作「白雪姫」同様に莫大な制作費がかけられたが，戦時中の影響もあり（欧州では1939年～，日米は1941年～）公開当時はヒットしなかった。ただ，現在ではディズニー映画の中でも最も人気のある作品の１つとして知られる。主題歌の「星に願いを」も名曲で，80年前の作品であるにも関わらず現在でも高い人気がある。
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