トランプ大統領 2019年一般教書演説

トランプ大統領 2019年一般教書演説

 Level. ★★★☆☆

2019年2月5日に,米連邦議会で行われた一般教書演説。自身の大統領就任後の前例のない好景気を強調。就任時に比べて米国の経済成長のスピードはほぼ2倍になり,失業率はかつてないほど低く,1億5700万人が就労している。減税と規制緩和により,多くの企業が米国に戻ってきつつある…。
一般教書演説は大統領が連邦議会両院の議員を対象に行う演説で,国の現状についての大統領の見解を述べ,主要な政治課題を説明するもの。年頭教書ともいう。


主な内容

移民と壁:
違法移民の取り締まりは,アメリカ国民だけではなく,移民自身の利益にもなる。

女性活躍:
アメリカの好調な経済で最も恩恵を受けたのは女性。現在,議会にはこれまでで最も多くの女性議員がいる。

育児休業手当:
大統領として初めて,有給で育児休業を取得できるように予算を組む。

妊娠中絶:
中絶は非人道的な行為だ。妊娠後期の人工妊娠中絶を禁止する法案の可決を議会に求める。

中国の経済的不正:
中国は長期に渡り知的財産を侵害し,アンフェアな貿易をしてきたが,関税を見直し是正する。

医療改革:
オバマケアを是正すると共に,他国に比べ以上に高い医療費,特に薬品価格を引き下げる。

NATO同盟国の国防費増額:
アメリカは同盟国から不当に扱われてきたが,国防費増額を約束させた。

INF=中距離核ミサイル全廃条約:
ロシアは長年にわたって条約に違反してきたため,アメリカは条約からの撤退を決めた。中国など他の国も含めた新たな枠組みについて交渉する。

中東,アフガニスタン問題:
アメリカは終わりなき戦争に従事せず,中東問題も終結させたい。アフガニスタンでも武装グループと建設的な話し合いを進めている。

北朝鮮問題:
大統領就任後,北朝鮮はミサイル発射など積極的な挑発行為をしていない。金正恩との個人的関係も良好だ。

エルサレム承認:
エルサレムをイスラエルの首都として承認し,大使館もテルアビブから移転した。批判も多いが,承認は現実を追認するに過ぎず,正しい行動でもある。

社会主義への嫌悪:
アメリカ国内では最近,社会主義の兆しが見られる。社会主義は最悪の政治体制であり,自由の国アメリカは社会主義国には決してならない。

© US government(CC BY 3.0)


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