■45.仮定法過去完了形① 仮定法の考え方



① I wish that I had flown there.

② I wish that I had been a bird.

 

■大過去形は,過去の事実に反することを表すこともあります(仮定法過去完了)。どちらの意味になるかは,文脈などから判断しましょう。


① I wish (that) I had flown there. <一般動詞の文>

私が(以前)そこに飛んでいけていたらなあ

※flyの大過去形のhad flownを使い,過去の事実に反することを表しています。


② I wish (that) I had been a bird. <be動詞の文>

私が(以前)鳥だったらなあ

※be動詞の大過去形のhad beenを使い,過去の事実に反することを表しています。


③ I wish (that) I could have flown there. <助動詞の文>

私が(以前)そこに飛んでいくことができていたらなあ

※can flyの大過去形のcould have flownを使い,過去の事実に反することを表しています。


POINT ①~③とも,「以前~ならよかったのに」と現在思っているようすを表しています。

 



■応用力をつける
      

① I wish I had known your name at that time.   

② I wish I could have had dinner with you. 

③ How I wish (that) the doctor had come a little sooner!

④ She looks as if she had seen a ghost.  

⑤ A sensible※1 person would not have said such a rude※2 thing.

※1分別がある  ※2粗野な


① I wish I had known    your name   at that time.

私は知っていたらよかったのに   あなたの名前を       あのとき 

※had known(知っていた)は,過去の事実に反すること。


② I wish I could have had dinner   with you.

私は食事をできたらよかったのに               あなたといっしょに

※could have had dinner( 食事ができた)は,過去の事実に反すること。


③ How I wish    (that) the doctor had come a little sooner!

私は~ならよかったのに         医者がもう少し早く来ていたら

※had come(来た)は,過去の事実に反すること。※文頭How は強調のはたらき(Unit18参照)。


④ She looks   as if she had seen a ghost.

彼女は見える    まるで(彼女は)幽霊を見たかのように  (→まるで幽霊を見たかのような顔をしている)

※as if+仮定法:まるで~のような ※had seen a ghost(幽霊を見た)は過去の事実に反すること


⑤ A sensible person   would not have said   such a rude thing.

分別がある人は               言わなかっただろう             そんな粗野なことを

※would not have said(言わなかっただろう)は,過去の事実に反すること。

※この文には「彼(彼女)が分別のある人だったら~」という仮定の意味がかくれていて,仮定法で表されています。



■整理 仮定法過去完了で使われる助動詞

 仮定法過去完了では,助動詞は大過去形<過去形の助動詞+have+過去分詞>のかたちで使われます。

would have+過去分詞: ~だっただろう(が実際にはそうではない)

could have+過去分詞: ~はありえた(が実際にはそうではない)

might have+過去分詞: ~だったかもしれない(が実際にはそうではない)





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